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  • ダビッド トゥルーベック

古いものは新しいものの中に、新しいものは古いものの中に隠されている。


正統派ユダヤ人のシュロミから連絡があり、目立たないように会いたいと言われた。彼はエルサレムに住んでいるが、私と話をするためにわざわざテルアビブまで来てくれたのだ。コーヒーを飲みながら、アイザックは※タナハ : ヘブライ聖書: 律法、預言書、諸書(ヘブライ語: トーラー、ネビイーム、ケトゥビーム)の頭文字を取った「タナハ」という最適な表現を用いています。タナハと新約聖書の関係はどうなっているのか」と質問してきた。私はまず、旧約聖書*(タナハ)は、将来の神の約束の成就を期待するものであることを説明した。 タナフの中で、神は私たちの民に多くの約束をしている。例えば、カナンの地を与えるという約束である。神はアブラハムに「わたしはあなたとあなたの子孫にカナンの全地を与え、永遠の所有とする」(創世記17:8)と言われた。律法の物語は、家父長たち、エジプトからの脱出、荒野での40年間と続く。律法の終わりには、イスラエルは約束の地に入る準備をしていたが、モーセはそこに入ることができる直前に死んでしまった(申命記34章)。もし、これで物語が終わってしまったら、私たちは多くの疑問を抱くことになる。ユダヤ人はその土地に入ったのだろうか?神は約束を守ったのだろうか。ありがたいことに、ヨシュア記はこの物語の続きで、「主は、彼らの先祖に与えると誓われたすべての地をイスラエルに与えられた」と教えてくれる。そして、彼らはそれを所有し、そこに定住した」(ヨシュア記21:43)。ヨシュア記は、神が約束を守られたことを証明するものである。 タナックでは、神は私たちの民に新しい契約を与えると約束されました。エレミヤは、この契約の驚くべき祝福と、出エジプト後に与えられた契約との違いを予言している(エレミヤ31:31-34)。私たちがエジプトから脱出したとき、神は私たちと契約(合意)を結び、神の戒めに従順であることを祝福してくださった。しかし、その契約には、不従順に対する罰も含まれていた(申命記28章)。残念ながら、私たちは従わなかったので、その結果に苦しんだ。幸いなことに、エレミヤが約束した新しい契約は、私たちの従順に依存するのではなく、神に依存するものである。神は「わたしは彼らの心に(律法を)書き記し」、「彼らの咎を赦し、彼らの罪をもう思い出さない」(エレミヤ31:33-34)と約束された。神との完全な赦しと和解の約束は、なんと素晴らしいことでだろう。しかし、タナハにはその成就が記録されていない。"神は新しい契約を与えるという約束を守ったのだろうか?"という疑問が残される。 約束されたメシアへの期待もまた、タナハ(旧約聖書)に記されている。メシアが誰であるかは、聖書が進むにつれて展開される絵である。律法では、メシアはユダ族(創世記49:10)出身のモーセのような預言者(申命記18:15-18)であることが明らかにされている。預言者によれば、彼は処女の子であり(イザヤ7:14)、目の見えない者、耳の聞こえない者、足の萎えた者を癒す奇跡のお方である(イザヤ35:5-6)。第一に、自らの犠牲によって罪を赦し、人間の魂に平和をもたらすこと(イザヤ52:13-53:12)、第二に、地上に王国を建設して世界に平和をもたらすこと(ゼカリア14章)であった。しかし、旧約聖書(タナハ)には成就の記録はなく、「神はメシアを送るという約束を守ったのか」という疑問が残る。 ありがたいことに、新約聖書には、神が約束を守ったという物語が続いている。ルカの福音書は、イエス(イシュア・ハマーシヤ)の誕生、生涯、死、そして復活の物語を描いている。ルカは、この書物を通して、新しい契約とメシアへの期待がイシュア(イエス)において成就することを示す。イシュアは弟子たちと過越の祭りを祝ったとき、来るべき自分の死について語り、新しい契約は彼自身の犠牲の血によってなされることを告げた(ルカ22:14-23)。エレミヤが述べた罪の完全な赦しは、メシア・イエスの犠牲によってのみ見出されるのである。新約聖書は、神が旧約聖書(タナハ)で約束されたことを実行されたこと、イエスは約束のメシアであり、その血によって新しい契約を始められ、再び来られて地上に平和を治められることを示している(黙示録20:1-6)。 このように、各約聖書は、神の契約上の約束を守る忠実さをシームレスに(継ぎ目無く)示すというメッセージと目的において統一されていることがわかる。


*「旧約聖書」というのは間違った定義だというのが、私の考えです。

そこで私の記事や教えでは、この「律法、預言書、諸書(ヘブライ語: トーラー、ネビイーム、ケトゥビーム)」を指す時には、これらの頭文字を取った「タナハ」という最適な表現を用いています。

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