
マタイ 25:31-46 によると、終末の日には、羊、山羊、そして主イエスが「わたしの兄弟のうち最も小さい者たち」と呼ぶ者たちの 3 つのグループが関わっています。羊は御王に入る信者を表し (25:34-40)、山羊はメシアの王国に入ることを許されない未信者を表します (25:41-45)。この裁きの根拠は、「わたしの兄弟のうち最も小さい者たち」、つまり主の生来の兄弟姉妹であるユダヤ人の扱いに関するものだからです。
マタイ 25 章の「羊と山羊」の預言のこのような解釈は、置換神学のウィルスに侵された教会では聞かないでしょう。これらの教会では、この節や他の多くの節に関して、理解しにくい、または非論理的なコメントを多く聞くことになります。この箇所だけでなく、聖書全体を通しても、諸国がイスラエルをどのように扱ってきたかというテーマが織り込まれていて、その解釈は明確です。
詩篇2篇:諸国がシオンの山におられるメシアに対して激怒していることを語っています。
ゼカリヤ書12章:すべての国々がエルサレムに敵対することを預言しています。
ゼカリヤ書14章:諸国がエルサレムを攻撃することを預言しています。
ルカ21:24:異邦人がエルサレムを踏みにじっていることを警告しています。
ゼカリヤ書2:8:イスラエルが神のひとみなのであると宣言しています。
ヨエル書 3:1-3:諸国がイスラエルの地を分割し、ユダヤ人を散らしたことで裁かれるとあって、羊と山羊の預言と一致しています。
詩篇83篇:諸国がユダヤ人に対して陰謀を企て、イスラエルの名前を消し去ろうとしていることを記しています。
最終的に、イェシュアはイスラエルを攻撃した国々を打ち負かし、この地上の王国を取り戻すために戻ってきます (黙示録 11:15)。その時、イェシュアは国々を集め、選ばれた民イスラエルに対する彼らの扱い方を裁かれます。
あなたはどこに立ちますか?
イスラエルの側に立つことは政治的なことではなく、聖書的なことです。
これは、羊がキリストの真の弟子を象徴していることを教えてくれます。彼らの唯一の救い主である主イエスへの信仰は、彼らの行動を通して明らかです。さらに、歴史上の暗い時代にイスラエルの民を支えた人々は、神がその人々の心に働き、信仰と救いの理解に近づけた証拠と見ることができます。
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