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私たちについて

私たちはデイビッド・トゥルーベックとビクトリア・トゥルーベックです。
私たちには息子オルエル(15歳)と娘インマヌエル(7歳)がいます。

現在、私たちのミニストリーでの時間はイスラエルでの奉仕と、日本を旅行するイスラエル人や日本のユダヤ人コミュニティーへのミニストリーという、2つに分かれています。
イスラエルでデイビッドは、ティフェレット・イェシュアというメシアニック・コングリゲーションの5人の指導層の1人であり、そこで仕え、教えるという特権にあずかっています。
そして同時にデイビッドはCPMグローバルの一部であるCPM日本支部の創設者で、東京にあるTOL・いのちの木メシアニック集会の長老も務めています。

このコラムでは、メシアニック・ジューのラビである私の、個人的な旅路について深掘りしたいと思います。日本でのミニストリー活動に深い関心と召しを持ち、後に実際にメシアニック・ミニストリーを立ち上げました。わたしのこのユニークな歩みを導いた要因についてお話し、主が私の心に与えられた、日本においてユダヤ人たちに仕えるメシアニック・ミニストリーを発展させる、というビジョンについても分かち合いたいと思っています。

私は今でも2011年3月11日について、鮮明に覚えています。起床して朝のニュースを見るためにテレビをつけると、 日本を襲った地震と津波に関する第一報が入って来たのです。そのニュースを聞き被災地の惨状を画面越しに目にした時、私の心は嘆き悲しみました。当時私はメシアニックのミニストリーで献身者として仕え始めたばかりで、日本の被災地にある教会との関係もありませんでした。ですから、実際に何か行動を起こすことはできませんでした。しかしその日神は、確かに日本に対する祈りという召しを私に与えられました。そして日本と日本の人々に対して祈り始めると、珍しい現象が起こり始めました。聖地旅行や留学でイスラエルを訪れた、イェシュア(「イエス」のヘブライ語名)を信じる日本人との出会いが与えられ始めたのです。
そして2017年11月、私のもとに日本で行われる聖会への招待状が届きました。こうして、初の日本滞在が実現しました。この日本での日々は私に強い印象を与え、それは現在にも続いています。というのも日本に居るクリスチャンと実際に会い、関係を深める機会にあずかったのです。また同時に、日本にあるユダヤ人コミュニティーと知り合うこともできました。様々な調査を総合すると、現在日本には約1000~2000人ほどのユダヤ人が住んでいると考えられています。このコミュニティーはアメリカやロシア、イスラエルからのビジネスマンや留学などで短期滞在している若いイスラエル人(イスラエリー)から構成されています。それに加え初めての来日では内山家と知り合い、彼らの歴史に触れる機会がありました。内山家は長年にわたって神が与えられたビジョンに対して忠実に仕え、日本でメシアニック・コングリゲーションを牧会しています。彼らのコングリゲーションではメシアであるイェシュアに対して真摯な愛を持つ、ユダヤ人と日本人ビリーバーが1つになりイスラエルの神に仕えています。この日本への旅を通じ、私は日本に居るユダヤ人に対してのミニストリー活動がどれだけ重要であるかを理解しました。キリスト者として、私たちはイスラエルの民という根の上に立てられ、支えられています。まず神は聖書を書き、残すためにイスラエルの民を用いられました。そしてイェシュアも彼の弟子たちも全員、ユダヤ人として生まれました。しかし現在イスラエルの民の大多数は、メシアであるイェシュアの真実に至っていないというのが現実です。そんなイスラエルの民とイスラエルの地に福音という良き知らせをもたらすことは、クリスチャンとメシアニック・ジューに与えられた偉大な使命です。そして日本のクリスチャンの方々にはそんな神からの召しに応え、寄留者として日本に居るユダヤ人たちや彼らのコミュニティーを支える責任が与えられていると、私は感じます。そのなかで最も身近な方法が、ユダヤ人のため日本で活動するミニストリーへの祈りや支援です。アブラハムに約束された「アブラハムとそのすえを祝福するものを祝福する」という原則(創世記12章1~3節)に基づき、神は日本と日本の教会を祝福することを望んでおられます。
この2017年の来日中に私はさらに祈り、日本の民族と日本のビリーバーには特別な召しがあることに気付きました。日本人が灯台となり、国々に神の栄光を広めることを神は望んでおられる、というものです。
「わたしは彼らの中にしるしを置き、彼らのうちののがれた者たちを諸国に遣わす… 遠い島々に。これらはわたしのうわさを聞いたこともなく、わたしの栄光を見たこともない。彼らはわたしの栄光を諸国の民に告げ知らせよう(イザヤ66:19)」
いずれ、遠い島々である日本列島に霊的リバイバルが起こると、私は信じて疑いません。日本に住む多くの人々は、未だに全地の創り主でありイスラエルの神について聞いたことがないというのが現状です。神の恵みにより福音をすでに受け取った私たちには、日本全体に福音が及ぶために祈り、働くという義務が課されています。イスラエルの神は日本民族も愛しておられ、多くの国々に神の御名と栄光を宣べ伝える役割を日本人に対して与えておられるのです。
 
私たちチョーズン・ピープル・ミニストリー・ジャパンは、イェシュアの福音をまずユダヤ人そして日本にも広めるため、祈りやサポート等の活動を新約の教えに基づいて行い、そのために必要な役割を果たすことを目的としています(ローマ1:16)。
またチョーズン・ピープル・ミニストリー・ジャパンとして私たちは、反ユダヤ主義や置換神学に関しても重荷を感じています。置換神学は現在でも世界中の教会で主流な教えとなっています。そして反ユダヤ主義のルーツは、霊的なものです。神がアブラハムを選ばれた際、サタンもまた彼を自身の標的としました。神がセムの子孫を世界中の民への祝福の基とされた時、また聖書そしてメシアをこのイスラエルという民を通して世界にお与えになった際、サタンもアブラハムとその子孫をあらゆる迫害の標的としたのです。もちろん反ユダヤ主義はこの世において人よって顕在化しているのですが、その根源はサタンにあります。そしてクリスチャンである私たちにはこの敵と常に戦う必要があり、時として正確な理解の欠落により惑わされ、敵により欺かれている兄弟姉妹たちもいるのです。
日本での私たちの活動がより大いに用いられるためには、日本中の兄弟姉妹と教会による祈りと協力が必要です。私たちは、皆様の祈りとサポートを必要としています。
チョーズン・ピープル・ミニストリー・ジャパンでは、日本の諸教会での奉仕を非常に重要な働きと考えています。ぜひ皆様の祈りの課題をお聞かせ下さい。祈りを通して皆様と共に立つことは、非常に大きな喜びであり恵みです。またイスラエルに関する報道では多くの歪んだ誤情報が錯綜しています。チョーズン・ピープル・ミニストリー・ジャパンはイスラエルのニュースや実情に対する疑問・質問に、喜んでお答えします。事実に基づいたニュースをお伝えしますので、興味を持たれた方はぜひ私たちにご連絡下さい。
また牧師や教会のリーダーの方々で、日本そしてイスラエルのメシアニック・コングリゲーションに興味を持たれたり、教会として関係作りを望まれる方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。またキリスト教の持つユダヤ的なルーツに関して学びを深めることを教会として希望された場合も、私たちは皆様の教会に赴きティーチングやセミナーなどの形で奉仕できればと考えております。
また旧約聖書(タナハ)に出てくる主の祭りを祝う体験やその喜びについて知りたい日本の兄弟姉妹の皆様も、ぜひ私たちのもとにご一報下さい。皆様と共に主の祭りを祝うことは、私たちにとっても大きな祝福だからです。
 
メシアの愛により一つのからだとなって、私たちは初めてユダヤ人・日本人のために働き福音を宣べ伝えるという使命を効果的に全うできます。そして来るべき日、創造主が遣わしたメシアの信仰にユダヤ人と日本人が共に至り、私たちはその大いなるわざを目にするでしょう。(第一コリント2:20, 使徒の働き4:12)
 
メシアの愛と共に日本の皆様へ、
ダビッド・トゥルーベック

私たちについて: About Us

ダビッド・トゥルーベックの証

“2011年3月11日の朝イスラエルにてテレビをつけた時―私は普段ほとんどテレビを見ないのですが―東北で起こった地震と津波によって日本が大損害を受けたというニュースが目に飛び込んで来ました。それを見た私は心の中で泣き叫ぶと同時に、日本と日本の人々に対して具体的に何も助けることが出来ないことを思い知らされ、自分の無力さを感じました。しかし、その朝から私は日本のために祈り始めました。
その日、私たちにて全体スタッフミーティングを開き、日本と日本の方々のために祈った時にイザヤ書66章19節の御言葉が与えられました:「わたしは彼らの中にしるしを置き、彼らのうちののがれた者たちを諸国に遣わす。すなわち、タルシシュ、プル、ルデ、メシェク、ロシュ、トバル、ヤワン、遠い島々に。これらはわたしのうわさを聞いたこともなく、わたしの栄光を見たこともない。彼らはわたしの栄光を諸国の民に告げ知らせよう。」以上の聖句から、神様は日本の人々に対する特別な計画を持っておられると深く信じるようになりました。実はこの聖句の日本語訳は原文のニュアンスを正確に訳伝えることができていません。ヘブライ語原文では、この聖句は2つの箇所に分かれており、最初の箇所は、地中海にあるギリシャ(ヤワン)の島々のようなイスラエルに比較的近い島々について語っており、2つめの箇所はまだイスラエルから離れた島々(遠い島々)について語っています。
したがって、この聖句はこうした(イスラエルの神を知らない)島々から主の栄光が多くの民に広がる日がやがて到来することを伝えているのです。ですから主にある教会、家族として、私たちは日本人の皆さんに対する神様の計画に参加する一員であるという特権にあずかっていることを実感しています。”

私たちについて: About Us

ビジョン:日本を旅するイスラエル人への伝道活動

日本に滞在するイスラエル人へのゲストハウス・
イスラエル人旅行者や日本に住むユダヤ人のためにユダヤの祭りや安息日を企画

過去5年の間、多くのイスラエル人の若者達が日本に興味を持ち、同地を訪れました。正確にいうと2017年には約3万5000人ものイスラエル人がこの陽の昇る地を訪れました。その多くは多大な重圧と責任を伴う兵役を終えた若者達であり、心の平安と真理を見つけ、また探求するために瞑想のような霊的経験を求めて日本にやって来ます。また彼らは日本での旅行の最中に、安息日やユダヤ教の祭りを一緒に集って祝い、コーシェルの食べ物が手に入るユダヤ・コミュニティーを探します。私たちの使命は、日本のキリスト教会と協力して日本に観光で訪れるイスラエル人をもてなし、メシアなるイェシュアの愛とその福音を告げ知らせるメシアニック・ジューのコミュニティー・センターを建てることです。日本のクリスチャンと協力して私たちはユダヤ民族の贖い・救いという神様の計画の一部に参加することが出来ます。
またイスラエルでの生活は常にテロの恐怖に怯やかされるもので、経済的にも切迫していて、その上宗教的な対立が存在し、軍の兵役にもつかなければいけないといった大変重圧がのしかかるものであるということを理解することはとても重要です。

例をあげますと、イスラエル人は21歳で兵役を終えると、重圧の多いイスラエル社会から一時的に離れる必要性を感じ、海外へ自分探しの旅に出ます。そしてイスラエルの外に出た時、そうした重圧や不安から自由になろうと努めます。ですから日本でイスラエル人に出会う時、それはイェシュアの福音が彼らの心に届く大変素晴らしい機会となります。 したがって、彼らが重圧ののしかかるイスラエル社会に戻り、再び様々な問題にどっぷり浸かる前に福音を分かち合う機会を持っていきたいと考えています。実際、イスラエルにおけるメシアニック運動のリーダー達の約90パーセントが海外にいたときにイェシュア

私たちについて: About Us

日本のクリスチャンコミュニティーとの交わりと一致 日本民族への伝道

私たちは世界中にあるメシアの教会がメシアの体であり、イェシュアはその頭であるということを新約聖書から学んでいます。そして私たちはその頭であるイェシュアを信じる者として、イスラエルのコングリゲーション(共同体)と日本のキリスト教会が1つになることを追い求める必要があります。私たちはメシアニック・コミュニティー・センターがそうした両者を1つにする働きを生み出すことが出来ると信じています。興味深いことにヘブライ語という言語では右から左へと書きますが、日本語では左から右に書きます。このことは、この両方の民族が異なった考え方を持ちながらも、お互いを補い合う関係を築けることを示すものです。そして共に私たちは神様の知識に満たされるためにお互いに繋がり合う必要があるのです。ですから私たちは素晴らしい兄弟姉妹である皆さんと日本におけるリバイバルを共に目にし、イスラエルの救いにおけるパートナーとして共にこの働きを支え合っていきたいと切に望んでいます.

私たちについて: About Us
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